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ローストビーフ

ぼくはいま、スーパーのレジに並んで、苛ついています。

と、いうのも、

レジに並んだら、

「いまレジ開けしてるんで、ちょっとまってください。」

と、言われ、かれこれ5分近く待っているから。

隣のレジに並んでいれば、もう買い物も終わっていたはず。

ですが、いまや隣の列はもうすでに長蛇の列。。。

これで隣に乗り換えた途端にのレジが開いたら・・・

そう思うとレジを変えることができずに、
待ち続けているのです。

あまりにも待たされているので、

「まだかかりますか?」

と、聞いたら。

「いいですよ。」

と、、、

(いいなら早く言ってくれよ!!)

そう、思いながらもレジをお願いしました・・・。

「お待たせしました。」

の一言もなく、レジを打ち始めるレジ担当の女性。

見たところ、50代半ばくらい。
無表情で機嫌が悪そう。
手つきは慣れているので、ベテランであることは
伺えます。
それにしたって、一言あってもいいのに・・・

レジを待たされてイライラして、
小さなことにまで腹が立ってきていました。。。

ピッ・・・。

ピッ・・・。

ピッ・・・。

レジを打ち続ける女性。

ピッ・・・。

ピッ・・・。

ピッ

ドチャッ!!

!?!?!

なんだか激しく嫌な音がしたのですが・・

どうやら、ローストビーフ用に買った肉の塊を
かごの中に、勢い良く落とされたようです・・・。

はぁ・・・。
(交換してくれるのかな・・・)

なんて思っていたけど、
そんなことをしてくれるわけもなく

ついに苛々が爆発・・・・!!

しそうになるのをこらえ、

会計を済ませ、イライラしたまま帰宅しました。

なんだろう、あの店員・・・まじありえん・・・

家に帰る途中も、イライラが収まらなかったのですが

生まれ持っての小心者のぼくは、
クレームなど言えるわけもなく、帰宅の途についたのでした。

イライラしながらも

気持ちを切り替え、

明日のパーティー用のローストビーフを焼くために、

早速、準備を始めました。

肉をオイルに浸したキッチンペーパーで巻き

120度に加熱した、オーブンに放り込み
1時間・・・。

1時間後に取り出した肉に、塩をすり込み

鉄のフライパンで焼き目をつけて、
焼き目がついたら、アルミホイルで包み
10分ほど寝かせたあとに、

ちょっとだけ切って試食してみました。

すると・・・

メッチャうまい。

なんだこれ、メッチャうまい!!

ぼくが興奮気味にうまいを連発していると、
怪訝な顔して、妻がやってきました。
妻にも試食をしてもらうと、

「う、、、うまい・・・・!!!」

と、妻も驚く美味しさ。

肉は柔らかく、塩もいい感じ。

焼けすぎず、生すぎない、ちょうど好みのローストビーフに
なりました!!

さっきまでイライラしていたのも

すべて吹っ飛び、

そして、イライラしたことを思い出し見て

ハッとしたのでした。

実はあのぼくを最高にイラつかせた店員さんは、

”肉神さま”だったのではないかと・・・。

というのも、

レジで待たせるのは

肉を常温に戻すことで、火の通り具合を良くするため、

肉を落としたのは、

肉を叩いて柔らかくするため、

その結果、美味しいローストビーフができたのではないか?

そう思うのです・・・。

ぼくは、スーパーのほうの空に向かって

肉神さまに感謝をしました。

「全ては肉神さまのご厚意だったのですね・・・。」
「そうとは知らずにイラついてしまい・・・すみません・・・」

おかげさまでローストビーフがうまく焼けました!
本日はこの辺で!最後までお読みいただきありがとうございました!

Fin

P.S.

肉神さまでもなく、
コミュニケーションを大切にしているぼくらは、
人を待たせた時は、お待たせしました!の一言くらいは言ってもいいと思います。

P.S.2

人をイラつかせてくる、失礼な店員さんは、
もしかしたら、肉神さまであって、
あなたへのご厚意で、そういう行動をしているのかもしれません。
ですので、ちょっとやそっとのことでイラつくのはやめましょう。

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田村祐一

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