コミュニケーション

やってはいけない、雑談のはなし。

90歳のお客さま

日の出湯のフロントで常連のお客さまとの会話

先日のこと、

日の出湯の常連のお客さまとお話をしました。

その方と、昔の浅草や、日本のあれこれについて
お話をきかせて頂いていました。

そんな話の中で、

戦時中の話になったのです。

(たむら)
戦争中はどちらにいたのですか?

(お客さま)
俺か?俺は満州だなぁ。

(たむら)
満州ですか?満州で生まれたんですか?

(お客さま)
いやいや、違うよ、
出兵で行ってたんだよ。

(たむら)
え?出兵?(汗)
一体いくつなんですか・・・?

とにかくびっくりしました。

戦争を体験しているとはいえ、
見かけから判断して、

せいぜい、子供のころに空襲を体験したか、しないか、、
といった雰囲気の方だったので。

流石にびっくりするくらいの若さだったので、
お歳を伺ったところ、90歳、、、(若い・・!)
おおう、、なんて元気な90歳、、、

満州はどんなところですか?
戦争中ってどんな雰囲気だったんですか?

など、いろいろと質問して、
お話をきかせていただきました。

ですが、、、

雑談で話す場合、

戦争のような、少し重い話は
NGな会話だと思っています。

なぜ雑談で、戦争の話はNGなのか?

というのも、
必ずしも、

戦争の話=話しても良い話

では、無いからです。

もちろん、いきなり戦争行ったんですか??
なんて会話の切り込みかたは、
僕もしませんが、

戦争には悲惨な思い出がつきもの、、、
思い出したくない話もたくさんあるわけです。

もちろん、自分から話してくれる場合は
ありがたく聴かせて頂いているのですが、

こういった、重い内容の話は、
興味本位でずけずけと聞いていい話ではない
と、時には感じています。
(聞いちゃってるんだけど。。。汗)

では、どんな話ならOKなのか?

万人に対してOKな聴き方はないのですが、

例えば、その人について聞くのではなく、

その人のすごした場所について聞いてみる

という話の聞き方は、ぼくは良く利用します。
例えば、、、

「ずっと、この辺りでお住まいなんですか?」

そうだった場合

昔と比べて、このあたりは変わりましたか?
と、聞いてみたり、
土地の思い出を聞いてみたりしてます。

逆に、違った場合は、

どちらに住んでいたのか伺って、
その土地の話、名産、特徴などを伺うようにしています。

このような会話ですと、
自分の話ではないですし、
相手の方も非常に話しやすいのではないか?
そう思うんです。

話し方とか、話の聴き方なんて
正解はないので、
色々と経験を重ねていくのが、
雑談や、会話のコツをつかむポイントです。

ぼくも日々修行でございます!

本日はこの辺で。

最後までお読みいただき、
ありがとうございました!

P.S…

なお、この話は、
ぼくの書籍にてもうちょい詳しく書いてあります。

常連さんが増える会話のコツ

田村祐一

投稿者の記事一覧

1980年東京都大田区生まれ。
東京蒲田にある大田黒湯温泉第二日の出湯の四代目
、銭湯の跡取りとして生まれ育つ。
大学卒業後、家業である有限会社日の出湯に就職。26歳の時に取締役に就任。
2012年5月より創業の地である浅草にある銭湯、
日の出湯のマネージャーとして銭湯経営再建に着手。
2012年11月、銭湯を日本の未来に残すプロジェクトの一環として銭湯の未来をつくるWEBマガジン『SAVE THE 銭湯!』を創刊。
2015年1月プレジデント社より「常連さんが増える会話のコツ」を上梓

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プロフィール

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田村祐一(タムラユウイチ)
1980年12月生まれ。
東京蒲田にある銭湯
「大田黒湯銭湯第二日の出湯」
の跡取りとして生まれ育つ。
大学卒業後、有限会社日の出湯に就職。
釜炊き、風呂掃除、薪集めなど、
裏方の仕事を8年間続ける。
2010年、銭湯のバックヤードツアー
「銭湯部」を創部。
Twitterを中心に、
朝日新聞、NHKをはじめとした数十のメディアに登場する。

2015年1月、地域コミュニティである銭湯で学んだコミュニケーションのコツをまとめた書籍『常連さんが増える会話のコツ』(プレジデント社)を上梓。

セミナー講師としても、コミュニケーション能力向上やコンタクトポイントであるブログ・SNSのコミュニケーションブランディングなどの講演多数。
東京にとどまらず、南は九州、北は東北など全国各地からの講演実績をもつ。

町の地域コミュニティである銭湯で学んだコミュニケーションのコツを世の中に広め、気持ちの良い接客ができるお店を日本中に増やすことを目標としている。

著書

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