コミュニケーション

うざいアドバイザーからの手紙

メール

昨日とはうって変わって寒くなった月曜日。
冷たい風と雨に晒されながら、地下鉄から降りて
街を歩いている時にふと思いついた。

素晴らしいアイデアを!

だけど、それは自分のビジネスのアイデアではなく、
他人のビジネスのアイデア。
最近よく、ビジネスの話をするKさんのビジネスについてのアイデアだ。

日ごろからKさんとは良く、ビジネスの話をちょこちょこしている。
だから、何か思いついたときには
あれ?これKさんのビジネスに役立つんじゃないの?
と僕の中の”うざいアドバイザー”がひょっこりと顔を出す。

「よし、早速これメールで伝えよう!
やる、やらないにしても、伝えないよりはいいよね!」

なんて思った時にふと立ち止る。

いや、まてよ?

俺のアドバイスなんて求めてるのか・・・?Kさんは・・・。

Kさんは、非常に温和で優しい。
ぼくの話を、うんうん頷きながらよく聞いてくれる。
だから、勝手にいい気になっていたが
じつはウザがられてるんじゃないか?

「またあいつ、役に立たない偉そうなアドバイスしてきたよ〜うぜ〜wっw」

なんて思われてたら、、、。
急にそんな気持ちがムクムクと湧き上がってきた。
ぼくの中のうざいアドバイザーは去っていった。

いや、まてよ?

ここは嫌われてもいいから、ウザがられてもいいから
伝えるべきじゃない?
嫌われる勇気なんて本、めっちゃ売れてたし・・・。
もしかしたら、役に立つかもしれないじゃん!
メールしよう!嫌われてもいい!メールだ!

いやまてよ?

と、こんな問答を頭のなかで繰り返す。。。

これ、良く良く考えてみると、
実は、アドバイス、アイデアがどうこうの問題じゃなくて、
僕自身が、Kさんに

好かれているか、嫌われているか

って話なんじゃない?
これが仮にものすごいアイディアであったとしても、もし僕がKさんに嫌われているのならば?
どんなに素晴らしくても、絶対に聞き入れてもらえないよね。

つまり、自分が良いアドバイザーで居たいならば、
相手に好かれている、尊敬されていることが絶対条件だ。

相手の為を思って、嫌われてもいいからアドバイスをする!
と、なっても、初めから嫌われていたら、聞きれてもらえる確率は
ほぼ0%・・・。

自分が嫌われるのを覚悟で相手の為に厳しい事を言う。
という人も世の中にはいるけれど、
相手の為を思うならば、まずその人に

好かれて、
愛されて、
尊敬されないとだめだよね。

いいアイデアが聞き入れてもらえないって、
それって非常に社会的にもったいないことだよね。

そう考えると、常日頃から嫌われる勇気よりも、

好かれる努力、
愛される努力、
嫌われない勇気

を、持つのも悪くないんじゃないのかな。

本日はこのへんで!
本日も最後までお読みいただきありがとうございました!
田村祐一

編集後記

まぁ結局伝えたんだけどね!

田村祐一

投稿者の記事一覧

1980年東京都大田区生まれ。
東京蒲田にある大田黒湯温泉第二日の出湯の四代目
、銭湯の跡取りとして生まれ育つ。
大学卒業後、家業である有限会社日の出湯に就職。26歳の時に取締役に就任。
2012年5月より創業の地である浅草にある銭湯、
日の出湯のマネージャーとして銭湯経営再建に着手。
2012年11月、銭湯を日本の未来に残すプロジェクトの一環として銭湯の未来をつくるWEBマガジン『SAVE THE 銭湯!』を創刊。
2015年1月プレジデント社より「常連さんが増える会話のコツ」を上梓

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プロフィール

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田村祐一(タムラユウイチ)
1980年12月生まれ。
東京蒲田にある銭湯
「大田黒湯銭湯第二日の出湯」
の跡取りとして生まれ育つ。
大学卒業後、有限会社日の出湯に就職。
釜炊き、風呂掃除、薪集めなど、
裏方の仕事を8年間続ける。
2010年、銭湯のバックヤードツアー
「銭湯部」を創部。
Twitterを中心に、
朝日新聞、NHKをはじめとした数十のメディアに登場する。

2015年1月、地域コミュニティである銭湯で学んだコミュニケーションのコツをまとめた書籍『常連さんが増える会話のコツ』(プレジデント社)を上梓。

セミナー講師としても、コミュニケーション能力向上やコンタクトポイントであるブログ・SNSのコミュニケーションブランディングなどの講演多数。
東京にとどまらず、南は九州、北は東北など全国各地からの講演実績をもつ。

町の地域コミュニティである銭湯で学んだコミュニケーションのコツを世の中に広め、気持ちの良い接客ができるお店を日本中に増やすことを目標としている。

著書

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