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お客さま

なぜ、ぼくがこんなにコミュ二ケーションについて
何度も何度も、ブログを書き続けているのか、、、
今日はそんな質問、疑問にこの記事で答えたいと思う。

ぼくはこの1年で、
ブログ、
出版や、
地方自治体で講演、
企業研修、
などを通じて、
コミュニケーションの大切さを伝えてきた。
それには理由がある。

2012年5月8日、
ぼくら夫婦は、長年住んでいた、蒲田の銭湯から
元浅草にある日の出湯に移り住んできた。
理由は、元浅草の日の出湯が廃業寸前だったからだ(詳しくは書籍で)。
それまではお店に立って接客などをしてこなかった僕が、
その時からお店の番台に立ち、接客がメインの仕事になった。
銭湯にはたくさんの高齢のお客さまがやってくる。
その中に、石山さんという女性のお客さまがいらっしゃった。
当時91歳だったかな?多分日の出湯では最高齢のお客さま。
浅草の合羽橋道具街にお店を構え、90歳までずっとお店に立ち続けた スーパービジネスウーマンだ。
挨拶など、他愛のない会話をしているうちに、 石山さまは、いろいろな話をぼくにしてくれるようになった。
昔の浅草の話、
自分が昔住んでいた武蔵小山の話、
その中には、戦争の話もあった、、、
日の出湯は、戦禍を逃れ、焼け残ったという歴史もあるせいか、
すごく戦争の話に興味をもって、聞かせて頂いた。
戦争がいかに悲惨で大変だったことか、
そして、戦争が終われば、戦後の大変な時代の話、、、。
(この辺の話は、生々しいので避けます)
それを聞いて、

「今ってどんだけ幸せな時代なんだろう、、、」
(爆弾は落ちてこないし、食べるものもあるし、、、)

強くそう感じたのだ。
いま、幸せに便利で平和な時代を生きてこれるのは、
先人たちのおかげだ。
その先人たちは、
いまは伴侶を亡くし
家でひとり暮らしをしている人も非常に多いと聞く。
事実、日の出湯でも

「今日あなたと喋ったのが、一番最初の会話だわ〜(笑)」

なんていうお客さまもいるくらいだ。

想像してみてほしい、
自分のお父さんでも、お母さんでも、
やがて、ひとり暮らしになり
家から出ないで、 だれとも会話もなく、
一人で暮らしている光景を。
果たしてこれは、幸せな生活なのか?
でもこれが、
近所の八百屋のおじさん、
スーパーのレジのお姉さん、
コンビニ店員のお兄さん、
などなど、
地域のお店にちょっとした、話し相手がたくさんいる社会だったら?
ちょっとした会話でも 人は幸福感を感じるもの。
挨拶、天気の話、近所の事件、、、 本当にちょっとした会話でいいのだ、
それはぼくが10000時間近く番台に立ち続けて
身を持って経験しているから間違いない。

うちに来る常連のおじいちゃんで、多分、80代後半〜90代の方がいる。
そのおじいちゃんを先日、近所のコンビニで見かけた。
おじいちゃんは、レジのお兄さんと楽しそうに会話をしていた。
あのおじいちゃんが、楽しそうに話しているのだからきっと良いお店なんだなって、 ぼくは思った。
ぼくは、世の中にそんなお店が沢山増えて欲しいと思うし、
そんなのが当たり前の社会になってほしい。
だからそのためにも、
講演や、企業研修などを通じて、
コミュニケーションの大切さ、やり方を伝えている。
このブログもその一環。
たとえ10000人に1人しか、伝わらなくても
その人が、行動に移し、 近所の住人の方を、
本当に少しだけでも幸せにしてくれたら、 ぼくにとってこんなにうれしいことはない。

田村祐一

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田村祐一

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